育休中の久保です。 急に暑くなり、7カ月になる息子に何を着せたら良いのか迷う毎日です。

さて、昨日とある介護施設で、子連れコーラスイベントに参加してきました。 ◯十年前には子育て世代だったおじいさんおばあさんが、優しい笑顔で息子に接してくださる姿がとても印象的でした。高校時代に訪問したイギリスの老人ホームで、私たちの歌を涙を流して聞いてくれたおばあさんをふと思い出し、なんだか胸が熱くなるひとときを過ごせました。 こういう活動が出来るのは、主催した地域子育て支援センターが病院と介護施設と同じグループ会社として運営されていることにあります。事業の拡大には、いろんな相乗効果が生まれることを実感できるイベントとなりました。

地域子育て支援センターも各地に大小様々あり、それぞれの良さを持ち合わせています。それぞれが独立した機関で、「子育て支援」という共通の軸をもって毎日どこかでイベントが開催されており、なんだか同友会のようです。参加する側としても、イベントが多いことはとても魅力的ですが、身は一つ。時間もお金も限りがあるので全てに参加できるわけではありません。今、自分（息子）にとって何が必要か、何をしたいか、他のこととのバランス、全てを考えて取捨選択していく必要があります。これ、立場や人間関係も絡んでくると本当に難しいことです。会員の皆さんも、同友会内外で様々なイベントへのお誘いがあり、いつも頭を悩ませていますし。

そんな時に役立つのが「軸」なんだなぁと、最近つくづく感じます。軸があれば、美味しい話に舞い上がることなく、冷静に事項を検討することが出来るのです。 現在香川同友会では、事業の軸づくりの場「経営指針を創る会」が開催されています。自分と、会社と、会社の歴史や未来と向き合う貴重な期間です。 今年も香川の多くの会員企業がぶれない軸を固め飛躍していくのが楽しみでなりません。 ちなみに今の私は、「育休中にしかできず、息子と一緒に参加できて私が心底楽しめること」を基準に参加判断するようにしています。残り少なくなってきた育休期間、たっぷり息子と向き合いながら私自身も成長したいと思います。