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離島振興~変革の起点は「連携」

2016年01月22日

事務局の兒嶋です。久しぶりの投稿となります。

私は小豆島へ月に数回渡航(高松港〜土庄港)をしています。その時に利用する時の船(足)は高速艇なのですが、10月4日から「ひかり」に代わって新造船「オリーブマリン」が就航しています。新造船内の印象は2列シート、窓際の座席は快適なリクライニングシートになっています。さらに、今時です、足元のコンセントは携帯・タブレットの充電など、自由に使える仕様にもなっています。

過去には、人口減少から利用客数の減少による売上減による要因で「運行便数の減小」や「廃航」があった時代もありました。しかし、地域活性化のために積極投資をしながら島民の移動に少しでも役立てる努力をしているのだと感じます。

香川県では、そのような離島の振興対策のために以下の計画を講じています。

「香川県離島振興計画/(平成 25 年度~平成 34 年度の期間)」※抜粋

1 計画策定の趣旨

本県の、離島振興法に基づく離島振興対策実施地域は 4 地域あり、有人島だけでも 23 島で、人口は 37,283 人(平成 22 年国勢調査)である。本県では、昭和 28 年の離島振興法制定後、昭和 32 年に西塩飽諸島地域及び伊吹島地域が離島振興対策実施地域に指定されたことを受け、第 1 次香川県離島振興計画を策定し、以来 6 次にわたり振興計画を策定している。 その間、県内離島においては、本土との生活環境等に関する地域格差を是正

するため、道路、水道、港湾などの生活・産業基盤の整備を積極的に推進した結果、離島の基礎条件改善等に成果をあげてきた。また、平成 22 年夏に県内の一部の離島において、初めて開催した「瀬戸内国際芸術祭 2010」をはじめとする、アートを切り口とした各種交流事業等の推進により、離島における大幅な交流人口の増加を図ることに成功した。

しかし、離島の人口は減少し続けており、なおかつ、高齢化の進展も著しく、それに伴う島内の空き家の増加や地域活動の停滞など、さまざまな問題が生じており、今後も引き続き、積極的な離島振興施策の推進が必要となっている。

とりわけ、6 分野別の振興策 (1)交通の確保

離島住民にとって欠くことのできない離島航路については、その維持や安全かつ安定的な輸送の確保、さらには島民が利用しやすい輸送ダイヤや運賃体系の確保、船舶等の省エネルギー及び高速化等、利用者サービスの向上に努める。また、他の地域と比べ、物資の輸送にも費用が多くかかる状況であるため、流通の効率化など物資の流通に要する費用の低廉化に向けた取組を、地域のニーズに応じて促進する。さらに、道路、港湾、漁港施設等のインフラ整備や島内交通を含め、現実的な将来ビジョンを検討し、各種対策を講じていく。と記されています。

※これらの点で感じることは「行政との連携」がさらに強化することが求められていることに加えて施策の変化を定点観測すること。そして、より良い施策にするための声を上げていくことが最も大切なことであると思います。

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