事務局／木村です。

10月になりようやく秋らしくなりましたが、季節の変わり目でもあります！　皆様体調管理には十分お気をつけ下さい

さて先月9月に1週間、高松大学経営学部2年の男子学生を、事務局のインターンシップ生として受け入れました。彼は高知出身で、実家が漁業等の網の製造をしている会社で、将来その会社を継ぐにあたり色々な経営者の方の考えや経験を聞きたいとの要望から、私どものインターンシップを希望してきた学生です

何度かこのような学生のニーズにこたえる意味で、事務局でもインターンシップを受け入れておりますが、今回も他の事務局員の皆様はもちろん、各支部や委員会の諸行事や、また会員訪問をさせて頂く等、大勢の会員の皆様にもご協力を頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にお忙しい中、御協力を頂きありがとうございます

先月25日には高松大学で「インターンシップ報告交流会」が開催され、私も受け入れ企業側として参加をさせて頂きました。事務局で受け入れた学生の報告はもちろん、他の企業でインターンシップを受けた学生の方、合計3名の学生の報告を聞かせて頂きましたが...

「信頼を築くには時間がかかるが、失うのは一瞬であることを実感しました」

「先のことを考えて行動するよう意識が変わりました」

そして事務局のインターンシップを受けた学生からは...

「自分が5代目として継ぐに当たり、今まで時代の変化に対応してきた会社には残されてきた意味がある。」「自分の会社を地域に必要とされる会社にしたいし、地域の雇用も生みだすような会社にしたい。そのためには自分が実家を継ぐに当たり、色々な経験をした上で、実家を継ぎたい」との決意も聞くことができました。

自分の学生の時分と比べると、本当に意識が違う、高い志を持っているなと感じる(学生時代に企業の研修を受けようと思うこと自体が自分の学生の頃と比べるとスゴイことなのですが)と同時に、今時の若者は...とひと括りに考えるのではなく、このような若者・学生達にこそ、地域の素晴らしい取り組みをされている企業や経営者の皆様の存在をもっと伝えないといけないと感じました。

そのような意味でも、私ども事務局でのインターンシップの受け入れはもちろん、是非たくさんの会員企業にも地元の学校のインターンシップの取り組みにご協力を頂ければ、これからの地域を支える若者たちに、「地域の元気な企業、魅力ある企業」の発信につながると改めて感じました。