事務局　久保です。

みなさん、銀座のクラブって行った事ありますか

遠い存在だと思っていた銀座クラブのママに先日、お会いする機会を頂いたんです♪

某金融機関の方からお声掛けを頂き参加した、女性活躍推進セミナーだったんですが、すごく刺激的であっという間の講演会でした。今回お話しいただいたのは、銀座でクラブを4店舗経営されている白坂　亜紀さんという方

白坂さんはちょうどバブル期の絶頂、早稲田大学在学中に友人の誘いでホステスとして働くようになりました。当時は女性がまだ、女性は25歳までに結婚して、退職するというのが社会一般的だったころ、勤めていたクラブのオーナーママは結婚し、子育て中の方で、女性が主体者となっているような社会があることをここで初めて知ったそうです。水商売のこの世界は、完全に実力主義で、勤務歴や年齢に関わらず売り上げが高い順にママになります（白坂氏も学生ママだったそう）。そういう実力主義なところに加え、20歳の学生が出会えるはずのない人に出会える点や自分の人間力が磨ける場だと感じたことでこの世界で生きていく覚悟をし、しばらくして「日本橋」にクラブをオープン、その後「銀座」へ移転されました。

銀座のクラブの数も、バブル期の3000件から、バブル崩壊、リーマンショックなどで現在はたった100件ほどに減っており、激戦区の銀座では飲食店の平均存続率が1.5か月、クラブが6か月と言われている中、白坂氏のクラブは19年目しかも全4店舗その秘訣はおもてなしとビジネス力なのだそうです。

銀座のホステスとお客様は常に対等な立場でお互い様意識を持っている、つまりお互いに高め合える場なのだと白坂氏は仰います。対等で、お互いを高め合える・・・この講演会で、白坂氏がおっしゃる色々な言葉が、同友会の中で良く聞くこととリンクしていて、改めて同友会が進めている運動の必要性を感じさせられました。日々、それぞれがそれぞれの立場で努力し、活躍し、一緒にいるとお互いを高め合える、そんな関係はやはり素敵だなぁと感じました。古い伝統・古い美意識を残している銀座、そこにいるイキな人に会いにいきたいと誰もが感じる講演会でした

学生時代はあまり感じませんでしたが社会人になると、日々仕事に追われてなかなか「学ぶ」機会がありませんでもこうやって、外部での勉強の機会まで与えてもらえる今の職場に本当に感謝です講演内容だけでなく、色々と学びの多いセミナーだったので、また会員企業の皆様に少しでも還元しながら仕事に取り組んでいかなければと思います

同友会には、年間を通して多くの学びの場があります中小企業の皆さん、香川の経営者の仲間を作り、共に学びませんか？