- 環境経営委員会
第9回環境経営・地球環境交流会in 広島報告【第4弾】
update.2025年09月01日
第9回環境経営・地球環境交流会in 広島 第1分科会参加報告
報告者:農事組合法人 北辰農産 舘 喜洋 氏
北辰農産は、米・大麦の生産から加工、直営店「稲ほ舎」の運営を行っています。
「この地に育む命をつなぐために農業を営む」の理念のもと、地域や自然との共生を重視した環境経営を推進し、有機・減農薬栽培や再資源化肥料の導入、加工現場での製造ロス・廃油ゼロ、販売での量り売りや容器持参割引など、循環型の取り組みを広げています。また、子ども向けの田植えからおにぎり作りまでの体験プログラムも展開し、生態系を守る「生きものがよろこぶ田んぼづくり」の実践事例が共有されました。
餅・あられ・漬物・米粉などの加工品製造を進め、地産地消と6次産業化を実現し、就農希望者の受け入れなど地域の担い手育成にも貢献している。直営店「稲ほ舎」は“田んぼの学校”として農と食を学ぶ場となり、大学や学校との連携、オーガニック給食の提供など教育分野にも活動を拡大。市やJAとともに「サステナ給食プロジェクト」を立ち上げ、オーガニックビレッジ宣言を予定するまでに発展しているようです。
報告を通して様々な事例が紹介されましたが、舘氏は素直に土や気候、生き物、地域に向き合い、本来持つべきき物の力を最大限に引き出す環境に導いてあげ、商品やサービス等して表現する。そして、そのことを皆で楽しんで仲間の輪を創るということを一番楽しんでやっているように感じました。
環境経営やSDGsの必要性が叫ばれて随分となりますが、報告全体を通して本質的な普及まだまだなのだと改めて感じさせられました。
皆さんは自身や家族、会社、地域の中に輝かせたいものはありますか?輝かせたいものを明確にし、ビジョンをつくり、そのための計画を社員と一緒に考え、取り組む。この取り組みこそ、地域の一流企業であり、経営指針の実践であり、環境経営ではないでしょうか?
報告者:農事組合法人 北辰農産 舘 喜洋 氏
北辰農産は、米・大麦の生産から加工、直営店「稲ほ舎」の運営を行っています。
「この地に育む命をつなぐために農業を営む」の理念のもと、地域や自然との共生を重視した環境経営を推進し、有機・減農薬栽培や再資源化肥料の導入、加工現場での製造ロス・廃油ゼロ、販売での量り売りや容器持参割引など、循環型の取り組みを広げています。また、子ども向けの田植えからおにぎり作りまでの体験プログラムも展開し、生態系を守る「生きものがよろこぶ田んぼづくり」の実践事例が共有されました。
餅・あられ・漬物・米粉などの加工品製造を進め、地産地消と6次産業化を実現し、就農希望者の受け入れなど地域の担い手育成にも貢献している。直営店「稲ほ舎」は“田んぼの学校”として農と食を学ぶ場となり、大学や学校との連携、オーガニック給食の提供など教育分野にも活動を拡大。市やJAとともに「サステナ給食プロジェクト」を立ち上げ、オーガニックビレッジ宣言を予定するまでに発展しているようです。
報告を通して様々な事例が紹介されましたが、舘氏は素直に土や気候、生き物、地域に向き合い、本来持つべきき物の力を最大限に引き出す環境に導いてあげ、商品やサービス等して表現する。そして、そのことを皆で楽しんで仲間の輪を創るということを一番楽しんでやっているように感じました。
環境経営やSDGsの必要性が叫ばれて随分となりますが、報告全体を通して本質的な普及まだまだなのだと改めて感じさせられました。
皆さんは自身や家族、会社、地域の中に輝かせたいものはありますか?輝かせたいものを明確にし、ビジョンをつくり、そのための計画を社員と一緒に考え、取り組む。この取り組みこそ、地域の一流企業であり、経営指針の実践であり、環境経営ではないでしょうか?

