同友会大学第8期カリキュラム  2001.8〜2001.12 
日程 テーマ
第1講

8/9
(木)

吉田 敬一氏
東洋大学経済学部/教授

「どうなる日本経済-再生の構図と展望」
〜中小企業の未来と同友会型企業の意義を探る〜

世紀末の構造転換は、日本の経済と企業に対して、なぜ、どのような変革を求めているのでしょうか?本講義では、21世紀が中小企業の時代となる必然性・展望と、構造転換に勝ち残り光り輝く中小企業になるための基本課題を提示し、その典型的なモデル像が同友会型企業・経営者であることを共に考えたいと思います。

第2講

8/23
(木)

近藤 浩二氏
香川大学学長

「科学的な考え方の育成と科学教育」
〜科学技術創造立国をめざして〜

科学技術創造立国に向けて科学技術基本計画等のさまざまな戦略的施策が開始されてきている。教育面、人材育成の面でもさまざまな答申や報告にもとづいて改革改善の取り組みが始まっている。これらの取り組みが本当に国民の科学的要素を高め、科学技術創造立国に結びつくのか考えてみたい。

第3講

9/4
(火)

井原 健雄氏
香川大学経済学部/教授

「地域経済の見方と考え方」
〜小さな地域の大きな飛躍を〜

本四架橋と連動した高速道路網の急速な整備ととも新世紀を迎えた四国は、これまでの閉鎖的な連携から開放的な連携へのパラダイム・シフト(規模の遷移)が求められている。このような時代状況のもとで、視野を広げ、強靭な経営体質の強化を図るための「地域経済の見方と考え方」について、共に研鑚を深めたい。

第4講

9/18
(火)

大井 幸子氏
国際金融アナリスト
Strategic Alternative
Investment Logistics(SAIL)
代表取締役社長

「最近の米国金融事情」
〜ヘッジファンドなど米国の新しい金融分野について〜

1985年から今日までの15年にわたる日米マネー戦争の結末は、日本にとって「第二の敗戦」と受けとられる。本講演では、日米の金融について、特にオルタナティブ投資、いわゆるヘッジファンド、ベンチャーキャピタル、プライベート・エクイティーとIT、情報通信分野から、過去15年間の個人的な対米体験をふまえて述べ、これから日本が復興するためには、何をなすべきかを示唆したい。参考文献/大井幸子「ヘッジファンドで拡大する私募金融市場」(東洋経済社)、「アメリカの一人勝ちを許すな」(太陽企画出版)

第5講

9/27
(木)

土居 功氏
リーダーシップ研究所 所長 元香川銀行 取締役

「デフレを生き抜く経営とリーダーシップ」
〜「どこにも頼れない自立経営」の時代〜

100兆円の投薬もむなしく、遂に政府は「デフレ病」と認定。悪質な慢性的ジリ貧病。豊かな成熟社会がもたらした「危機不感症」と「リーダーシップ喪失現象」が原因。「流動性の罠」に陥り、政府・日銀政策は効かない。手術しかない。しかし血が出る。だから「生き抜くリーダーシップ」を発揮する会社だけが生き抜く。やりようはある。まだ希望は持てる。正念場にきた。

第6講

10/4
(木)

前田 昇氏
高知工科大学 大学院工学研究科 企業家コース/教授

「自立結合国際戦略」
〜ITと国際化時代の勝利者になる為に〜

規制緩和、インターネットを中心としたIT(情報技術)革命、グローバリゼーション(国際化)の三つの潮流が絡み合いながら日本に押し寄せてきている。企業家にとっては、これは危機であると同時にチャンスでもある。このチャンスをどうつかむか。その為には今起こりつつある時代の動きの根源を知る必要がある。

第7講

10/16
(火)

斉藤 聖美
(株)エースジャパン代表取締役 (株)ジェイ・ボンド 代表取締役

「ITベンチャーの現場から」
〜ひと・もの・かねの経営資源なしで戦う〜

企業ブームも、ITベンチャーブームもネットバブルの崩壊で消滅してしまったかのように見えるが、新聞の見出しを飾る華々しい動きはなくても、ITベンチャーは健在である。ドッグイヤーの速さで変化する時代の先端をいくITベンチャーは、どのような経営を行っているのか。既存勢力、大資本とどう戦っているのか。ITベンチャーの現場からご報告したい。

第8講

10/25
(木)

塩谷 泰一氏
坂出市立病院院長

「ワーストからベストへ」
〜坂出市立病院健全化の歩み〜

かつて、約25億円の不良債務を抱え、日本一の赤字病院として自治省からその廃止さえ勧告された坂出市立病院は、わずか2年で住民の信頼を取り戻し、黒字に転換した。そして、全国屈指の優良病院として蘇生した病院を、視察に訪れる医療機関は後を絶たない。なにが、どう、変わったのか。今、それが明らかとなる。

第9講

11/6
(火)

矢野 博英氏
(財)香川経済研究所 常務理事

「新しい物差し」
〜変革迫られる日本人の価値観〜

本来、企業は環境変化に適応していく環境適応業である。「代々初代」「暖廉は革新」という言葉もある。強いものだけが生き残るとは限らない。賢いものが生き残るとは限らないわけで、変化するものだけが成長するというダーウィンの言葉を噛みしめる時が来た。価値観を変え、新しい物差しが必要となている。

第10講

11/16
(金)

鎌田 勝氏
総合経営教育研究所 所長

「元気企業の実例と経営者の独自性」
〜デフレ不況をものともせず躍動する魂〜

失われた10年の失政で日本経済は崖っぷちに立たされているが、金融財政に偏った見方を改め、日本産業の中核をなす中小企業をよく見てみると、素晴らしい実力と創意によるデフレをものともせず躍進している企業はたくさんある。これらの経営の考え方、あり方を実例中心に分析し、明日への希望と勇気を鼓舞したい。

第11講

11/21
(水)

藤山 邦子氏
(株)きたやま CS開発室・室長
元ヴァージンアトランティック航空客室乗務員(日本人第一期生)

「トップの意志伝達表現の極意」
〜ハートのない知識や技術はやがて潰れる〜

トップ自ら意志や心を伝える表現が明確である事は非常に重要です。お仕着せの表現やパフォーマンスでは真の“つながり”は生れない。真心を伝える極意とは・・・。真理はとてもシンプルです。その極意とは何か!楽しく実践的で即、活用出来るものをご用意させて頂きます。一緒に歓びを発見しましょう。

第12講

12/14
(金)

坂本 光司氏
浜松大学経営情報学部/教授

「超優良企業の経営学」
〜ケースに学ぶ高業積企業〜

10年以上高業績企業は、我が国企業の1割存在する。今回は筆者の最新著書「静岡県の超優良企業」(静岡新聞社)を題材に、可能な限り多くの生きた事例を紹介しつつ、そのトップ経営ノウハウを解き明かす。

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