
開校式学長挨拶
昨年は10年という節目の年を盛況の内に終了することができ、11年目に突入する今期に至っては、受講者あっての同友会大学なので、実業家の集団らしく目標(数値)を持って挑んでいこうという姿勢で100名の目標を立てました。結果は運営委員の皆様及び事務局の協力によって107名の受講者を募ることが出来ましたことを深く感謝申し上げます。
今期のスローガンは「新たなる挑戦!」〜イノベーションの力で経営再興に挑む〜という我々中小企業家にとっ ては最も重要であり、大いなる課題でもあるスローガンのもと、全12講座のカリキュラムが構成されました。大きな構造変革の時代にあって、大切なのは自らの意志で考え、自らの独自性を持ってその枠組みを新たに構築することが求められています。正に香川同友会は挑戦、改革、革新といった意欲を持つ人材の発掘の場であり、またそのような人材を発掘し、スポットライトを浴びてもらうような活動の場でなければなりません。
私事ですが、税制に要望の素案を提出する委員に選出され、あるべき税制・望ましい税制とはどうあるべきかに取り組んで参りました。税制調査会の小委員会では「我が国経済社会の構造と実状」と いうレポートが提出され、少子高齢化への対応、グローバル化の進行、深刻化する財政状況等、直面するこのような変化にどのように考え、どのような行動をとるかを中小企業の立場で提言して参りました。温故知新を大切にし、変化という新しいキーワードにおける経済社会の台頭を積極的に位置付けることによってこれからの活力・豊かさを認識できるのではないでしょうか。
第11期同友会大学におきましては、業種・業態・世代間を越え、共にであい、切磋琢磨し、全講座を通じて実践の経営に活かしていただくことを切に願っている次第です。また同友会大学の基本理念である「大局着眼・小局着手」が問題解決、そして能力拡大に繋がり、同友会大学の意義と使命が更に評価されることになるのではないでしょうか。
最後になりましたが受講生の皆様の研鑽と成果、そして経営の実戦に繋がることを祈願致しまして開校のご挨拶といたします。どうぞ最終12講座までよろしくお願い申し上げます。
西村 泰昌 西村ジョイ(株)代表取締役
|
第十一期同友会大学は『新たなる挑戦!』−イノベーションの力で経営再興に挑む−というスローガンの元、【志】を持った多数の受講生に支えられ、終講を迎えることができましたことに深甚より感謝申し上げます。
平成16年度の世相は正に「災い」の一年でありました。災いは我々に多くの犠牲と被害をもたらせますが、次に繋がる教訓も与えてくれます。企業経営も同様であり、我々経営者は常に激変の中で対応していかなければなりません。正念場を迎えた今、「勝ち組み」か「負け組み」ではなく、「勝ち組み」か「死に組み」かという瀬戸際の分岐点に差し掛かっています。更に掘り下げれば「勝ち組み」の価値観も大きく変化し、単に「勝ち」「負け」という基準ではなく、「バリューとしての勝ち組み」、如何にして価値を創り上げていくかが中小企業の最大の与えられたテーマであり、中小企業だからこそでき得ることだと確信しております。
未知の世界に挑むには「学ぶ」ことを避けて通ることはできません。そして我々中小企業が未来への重い扉を開けるには、「独創性」「柔軟性」「実践力」そして最終講座で坂出市立病院の塩谷院長の仰った「情」(思い遣り)を持って臨まなければ輝やく未来はあり得ません。グローバリゼーションの猛威により、国際競争はより一層激しさを増し、中小企業経営も当然のことながら変革を余儀なくされております。そのような状況下において、第十一期同友会大学の果たした役割は、正にイノベーションの力で経営再興を目指す受講者に一石を投じたことだと思います。
最後になりましたが、強い志を持って飽くなき挑戦をしていただきました受講者の皆様、企画・運営・動員等で支えて頂いた運営委員会の皆様、裏方に徹して側面から協力いただいた事務局に深く感謝すると同時に、同友会大学が益々盛会になることを期待して、閉校の挨拶とさせて頂きます。香川同友会大学 学長 西村 泰昌 (西村ジョイ(株) 代表取締役)
|
同友会大学・第5回修学旅行
「旅情」…八雲の愛した出雲につつまれて
今年の同友会大学修学旅行は、出雲地方の松江へ行ってきました。過去四回は、どちらかと云うと日程の中に企業訪問の類いが組み込まれていましたが、今回は趣きを変えて初日は、「観光振興と街づくり」と題して、宿泊したホテルの専務が講師として、島根県内の主な優良観光施設の過去から昨年までの利用状況をスライド及び資料に基づいて説明を受ける。昨年の入り込み数を県都で比較すると次ぎの様である。
松江市(約15万人)→観光客(約500万人) 高松市(約33万5千人)→観光客(約363万人)
データーの取り方やカウントの方法が一致しているかは定かではありませんが、単純に人口からすると、我県都高松の魅力ある街づくりに奮起を促したいところである。山陰と云うことで、夕食にはカニが出るとか出ないとかの話しでバスの中では盛り上がったのですが、カニの足のツメが出て皆一様にホットした表情を浮かべていたのが印象的であった。何のこっちゃあ足のツメとは、一体どこを食べたらいいの?・・。(これは悪い冗談で、夕食はカニ肉を含めて出血大サービスの満足いくものでありました事を申し添えておきます。)その後、好例となっている夜の街ブラと云いますとホテルの専務がニヤニヤしながら紹介してくれたお店の名前が「BIN、BIN」名前からして何かあるなとは思いましたが、やはり・・・ありました。何があったか知りたい方は一番盛り上がっていた事務局員のOさんにきかれたし。
二日目の朝は、初日でサンセットを眺めた宍道湖で取れたシジミの味噌汁を賞味した後、一路これ又今回の目玉である塩津へと行く。二年前にここを舞台とした映画「白い船」のロケ地である。事前 に映画を観てその情景を頭に浮かべながらの訪問であった。映画のストーリーはと云うと、子供達のピュアな気持ちの願いを大人達がそれに答えてくれたと云う、今まさに殺伐としたこの世の中にあって心をうたれる内容である。なんぼ迫力のある大画面でみて映画に入り込んでみても、実際現地を訪れてみると、そこには全国どこにでもある、のどかな漁村のたたずまいがありました。今回は、少ない参加者ではありましたが、それぞれの人が想い出の一ページを心の片すみに刻んだ旅であった様に思います。
トラベル ジャパン 出口 宗樹/記
|
|