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ダイバーシティ経営セミナー

先週、事務局長に誘われて、四国経済産業局のダイバーシティ経営セミナーに参加してきました。

日本では近年「女性」⇒「ダイバーシティ(多様性)」に着眼点が変更しています。女性に限らず、障害を持つ方、外国人など多様な価値観(生活スタイル、宗教 など)の中で考え、気持ちよく対応できる社会を創ろうという取り組みです。

今回事例報告をして下さった3社は、どこも必要にかられて柔軟な対応をすることで、企業を成長させてきた中小企業でした。個々に合わせてきめ細かい対応ができる中小企業の良さがあふれる事例を伺う事ができました。

A社は、海外進出を機に、語学が堪能な社員を募集したところ男性には見向きもされず、結果女性を採用しました。それがきっかけとなり、彼女のライフスタイルに合わせて産休・育休制度を導入することに。復帰するころには後任社員がしっかり引き継いでいた為、戻ってきても彼女の仕事が無いことに気付き、新規事業を立ち上げる、という社員と共に会社が成長する姿が報告されました。今では全社員の4分の1が女性社員で活躍の場を広げているそうです。

B社は、昔から女性が担っていた無償の「家事」という仕事に価値を付けようと起業されました。もともと関わってくれる社員の大半が女性(現在女性社員が9割)だったため、自然とそれぞれのライフスタイルに合った時間で仕事が出来る環境づくりに30年前から取組んでいます。今も、勤務時間の選択以外に「アジャスタブル制度」というのを設けて、子供の行事や通院等にあわせて勤務時間をずらすことが出来る制度を導入しているそうです。

C社は田舎にある企業で、優秀な人材を採用したいと思ったら、「女性」を採用するしかなかったというところからスタートしました。それまで、女性向けの商品も男性社員が企画開発していたが、女性向けの商品を女性社員が開発することが出来、真の「女性向け」商品をどんどん生み出せるようになりました。また、子育てや介護中の女性だけへの適用では不公平感が生まれるという事から、全社員にフレックスタイム制を導入しているそうです。

どの会社も制度から作るのではなく、社員の活躍の場を継続するために風土と制度が出来たという事例で、中小企業にとっては非常に取り組みの参考になる会となりました。

基調講演をされた(株)天彦産業の樋口氏が「子どもの時に教えられた「お互い様」の気持ちがあれば、風土が出来る。「(休んで・早退して)ごめんなさい」よりも、「ありがとう」から始まることで社員も会社も明るくスタートできる」とおっしゃっていました。私も今は色々と同僚に無理を聞いてもらう事が多い立場ですが、「ありがとう」でスタートできるよう、心がけようと誓いました。

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